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■キャプター(=CAPTER)とは、PROGRESSIVE CLOSED CAPTIONING DECODERの意。米国制作の映像ソフトウェアにあらかじめ記録されているアルファベット文字コードを読みとって、テレビ画面に英語字幕として上書き表示するシステムです。
■簡単に言えば、あなたが今、ご利用になっているテレビと映像再生機器(ビデオデッキやDVDプレイヤーなど)の間にキャプターをセットすれば、このシステムに対応したソフトの再生画面上に英語で字幕が表示されるようになるのです。
■キャプターに対応したソフトといっても、いわゆる英会話教材のように専用ソフトを必要とせず、一般に流通しているビデオ/DVD/LDなどの製品がそのまま利用できるという特長があります。もちろん最もお手軽なレンタルビデオ/DVDでもOKで、スカイパーフェクTVやケーブルテレビでも、ハリウッド映画を中心にたくさんのキャプター対応番組が放映されています。 |
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■キャプターは英語学習専用機でも翻訳機でもなく、アメリカ合衆国のクローズドキャプション(=CC)CCの上位互換であるインターCCを実用化したシステムです。 |
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■CCによる英語字幕は、私たちが今までみてきた普通の字幕と違って通常時は閉ざされてみえなないことからCLOSED
CAPTIONと呼ばれ、映像信号をデコーダーまたはその上位機であるキャプターを経由することで字幕として表示できるようになります。
■既に全米規模に普及しているCCは、1990年頃に障害者救済のためにと開発されたものなのですが、英語圏以外の外国人やこどもたちに対しても強力な学習効果があることが実証されたため、合衆国政府が13吋以上のテレビ受像機に対し、このシステムへの対応を義務付けるなどの法的保護もあって急速に浸透していきました。
※米国教育省(=U.S.Department of Education)や全米教師連盟(=National Teacher's
Association )などの教育機関・団体に効果を認められ推奨されています。
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■テレビ画面上の人物の発声にあわせ次々と英語字幕は表示されていく様は、まさに高性能な翻訳システムそのものですが、CCの原理は実はずっとシンプル。
■米国制作のテレビでみる映像ソフトの多くには、事実上の行政指導によりソフト側のテレビ信号休眠帯にあらかじめ英字コードが記録されていますから、キャプターでそれを読み取って英語字幕として画面に上書き表示(=スーパーインポーズ)していくという仕組みなのです。
■だから、英語以外の言語を話す人物や動物の声、また、言葉以外の音や情景描写も英語字幕化できますし、街中など大勢の人が声を出しているといった場合でも画面が字幕だらけになることもありません。 |
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■また、キャプターは英語学習専用機でもありません。グローバルユースを前提に「英語を日常レベルで使用したい方のための多目的情報ツール」というコンセプトを重視してデザインされ、最もナチュラルな英語環境を構築するためのシステムです。
■言葉を代えれば、従来型CCデコーダーを含む多くの英語学習機器が、事実上「英語を学習している学生・若年社会人層」を対象としていたのに対し、キャプターでは、むしろ「既に一定レベル以上に到達している知的階層(社会人層)」及び「英語学習を開始する以前の層(幼児・子供)」を新たに開拓・付加したワイドレンジシフトに成功しています。
■現在、キャプターには、4つのバージョンが設定されていますが、各バージョン共、クローズドキャプションを英語圏以外の方が合衆国以外で利用するための機能を付加したインターCC準拠なので内部機構はすべて同一で、その違いは外装プリントと使用国に合わせた電源環境だけとなっています。
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CapterBoy USA Edition
Original
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